例年にも増して接戦や逆転劇、
追い上げる試合が多く、
感動の嵐を呼んだ 第99回全国高校野球選手権大会 。
毎年甲子園が終わると夏も終わりだなとひしひしと感じ、
寂寥感に襲われてしまう筆者です。。。
が、しかし!
高校野球はこれで終わりではありません!
そう、
間も無く 侍ジャパンU18 の WBSCベースボールワールドカップ が開催されるのです!
先日、
U18の日本代表選手が正式に発表されました。
そのメンバー全員に関して、
プロフィールや成績などに加え筆者の個人的印象も交えながら記していきたいと思います。
記事は三回に分けて書いていきたいと思います。
一回目となる今回は、
「その1 投手編」 です!
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この記事の構成
第28回 WBSC U18ベースボールワールドカップ概要
その前に今大会 「第28回 WBSC U18ベースボールワールドカップ」 の概要を。
会場は カナダ の サンダーベイ 。
Port Arthur Stadium と Central Stadium の二会場で行われます。
期間は 2017年9月1日〜9月11日 。
参加国は 全12カ国 。
グループA/Bに分かれて オープニングラウンド を総当りで戦い、
各グループ 上位3カ国 計6カ国が スーパーラウンド へ進出。
違うグループの3カ国と戦い、
オープニングラウンドの成績と合わせて 成績上位2カ国で 決勝戦 、
3・4位の2カ国 で3位決定戦 を行います。
延長戦は一死一・二塁からの タイブレーク で行われるようです。
参加国・グループは下記の通り。
<グループA>
カナダ、韓国、チャイニーズ・タイペイ、オーストラリア、イタリア、ニカラグア
<グループB>
日本、アメリカ、キューバ、メキシコ、オランダ、南アフリカ
グループB、
日本チームの試合予定は下記の通り。
(時間は日本時間)
9月1日(金)22:30〜
VS メキシコ
9月3日(日)6:00〜
VS アメリカ
9月4日(月)6:00〜
VS キューバ
9月5日(火)3:00〜
VS オランダ
9月5日(火)22:30〜
VS 南アフリカ
有料放送の J SPORTS 、
AbemaTV 、
BS朝日 で生中継も行われます。
スーパーラウンドは 9月7日〜9日 、
3位決定戦・決勝 は 9月11日 に開催。
世界一を目指す日本チーム、
オープニングラウンドの成績がそのままスーパーラウンドにも反映されるので、
是非ともオープニングラウンド一位通過を期待したいですね!
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第28回 WBSC U18ベースボールワールドカップ 日本代表選手:投手
それでいってみましょう!投手登録されている選手たちです!
花咲徳栄(埼玉)・清水達也(しみず・たつや)
2017年の夏の甲子園、
埼玉県勢初となる全国制覇 を果たした 花咲徳栄 のエース・清水達也(しみず・たつや) 選手。
特徴は 150km/hの速球 と、横に 曲がりながら落ちるフォーク 。
抜群のコントロールを誇るスライダーを交えたコンビネーションがうまく機能すれば、
同世代の打者ではなかなか捉えることができないでしょう。
甲子園での成績は18回と2/3を投げて被安打16、
13奪三振、
自責点3。
要所をきっちり締める貫禄の投球でしたね〜!
おそらくリリーフ起用が多くなると思います。
代表チームの 抑えのエース とも言える存在です。
秀岳館(熊本)・川端健斗(かわばた・けんと)
4期連続 で甲子園出場を果たした 秀岳館 のWエースの一人、
川端健斗(かわばた・けんと) 選手。
最速148km/h を誇る威力のある速球と角度のある変化球で三振が取れる左腕、
1年生の秋からベンチ入りしている経験の多さも頼もしいです!
初の全国制覇を目指した2017夏の甲子園では二回戦で惜しくも準優勝した広陵に敗れましたが、
安定度抜群の投球を見せた川端選手。
世界のスラッガーを力で封じ込めるか?
登板が楽しみですね〜!
福岡大大濠(福岡)・三浦銀二(みうら・ぎんじ)
夏の甲子園は惜しくも福岡県大会決勝で敗れましたが、
春センバツでベスト8 入りした 福岡大大濠 の 三浦銀二(みうら・ぎんじ) 投手。
小柄ながら力のある速球と抜群の制球力、
高校生離れした クレバーな投球術 。
同世代で1,2をあらそう投手と言っても過言ではないでしょう。
夏の甲子園で彼の投球を見れなかったのは非常に残念ですが、
侍ジャパンでの活躍、
本当に楽しみです!
木更津総合(千葉)・山下輝(やました・ひかる)
夏の甲子園では初戦で 日本航空石川に大逆転負け を喫しましたが、
大会屈指の大型左腕、
木更津総合高 の山下輝(やました・ひかる) 選手。
身長187cmから投げ下ろす max149km/h の速球の威力はやはり圧倒的です。
投手ですがバッティングも1年秋から木更津総合のクリーンアップを任されるほどの逸材。
甲子園では発揮しきれなかった実力を存分に見せて欲しいですね!
日大三高(西東京)・櫻井周人(さくらい・しゅうと)
夏は残念ながら甲子園ベスト4に進出した 東海大菅生高 に西東京大会準々決勝で敗れましたが、
春センバツで見せた 「高校生離れした」スライダー はもちろん健在。
パワースイングの海外の選手に、
桜井選手のスライダーはかなり有効なのではないかと思われます。
バッティングも素晴らしく、
今回のチームの 中軸を打てる実力 を持っています。
中京大中京(愛知)・磯村峻平(いそむら・しゅんぺい)
切れの良い フォークとスライダー が武器のスリークオーター左腕・中京大中京 の 磯村峻平(いそむら・しゅんぺい) 選手。
甲子園では準優勝した強打の広陵高を、
交代した 6回途中まで無失点 に抑える好投。
一回戦で姿を消したのが本当に残念だっただけに、
またこの大会でその投球が見られるのが非常に楽しみ!
大阪桐蔭(大阪)・徳山壮磨(とくやま・そうま)
春センバツ優勝 、
史上初の 2度目の春夏連覇 が期待されながら、
3回戦 仙台育英戦で9回裏逆転サヨナラ で涙をのんだ大阪桐蔭より、
エース・ 徳山壮磨(とくやま・そうま) 選手。
抜群のコントロール とピンチでも踏んばれる 強靭なメンタル 。
個人的には逆転サヨナラを喫した際、
失意の柿出投手に誰よりも早く駆け寄って肩を抱いていたその姿が非常に印象的でした。
実力的にも、
経験値的にも、
今回の 代表チーム投手陣の軸 はこの人なのではないかと思います。
秀岳館(熊本)・田村文丸(たむら・ふみまる)
川端健斗選手とともに、
秀岳館 を2年生の頃から支えてきたWエース左腕。
140km/h台後半の直球 もさることながら、
「わかっていても打てない」チェンジアップ が絶品。
夏の甲子園一回戦の横浜高戦では、
両足が攣るアクシデントに見舞われながら、
抜群のチェンジアップで強打の横浜打線を封じ込めました。
状況に応じて自分の投球を変えられるクレバーさも魅力の経験豊富な投手です。
以上、
WBSC U18ベースボールワールドカップの日本代表選手の中から今回は投手登録されている選手の情報をまとめてみました。
その2;捕手・外野手編に続きます!
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